大橋巨泉(74)が会長を務め、弟の大橋哲也氏が代表取締役社長の芸能事務所オーケープロダクションが、大手テレビ制作会社イーストの完全子会社になることが11日、分かった。関係者によると、オーケープロが4月に設立40周年を迎えるため、事業拡大を図ることが狙いという。社長は変わらないが、巨泉は会長を退き、イーストの富永正人社長が代表取締役会長に就任する。

 オーケープロは69年の設立以降、巨泉を筆頭に隆盛を誇っていたが、現在は小倉智昭、藤田弓子らが所属する程度。巨泉は「40周年と同時に僕がセミリタイアしてから19年がたちます。タレントや社員の将来を考えると、信頼するイーストグループに入ることは発展的な意味合いがあると考えました」とコメントした。

 [2009年2月12日6時41分]ソーシャルブックマーク