テレビ朝日系「仮面ライダー」の新シリーズ「仮面ライダードライブ」(10月5日スタート。日曜午前8時)のPR記者会見が28日、東京・赤坂のANAインターコンチネンタルホテルで行われた。俳優竹内涼真(21)が主人公の泊進ノ介を、内田理央(22)がヒロイン詩島霧子を演じることが発表され、出演者たちが心境を語った。

 キャスト決定を受けて、竹内は「僕は本当に小さいころから仮面ライダーが大好きで、芸能界に入るきっかけも仮面ライダーだったので、すごくうれしいです。おじさんが仮面ライダーのオタクで、報告したら泣いて喜んでいました」と明かした。内田も「驚きました。最近、仮面ライダーのヒロインは10代の子が多くて、私はもう20歳にいっていたので。まさかヒロインに選ばれるとは思わず、かなりびっくりしました。お母さんは昭和からの仮面ライダーファンだったので、伝えたら泣いていました」と続けた。

 同作は警察を舞台にした刑事ドラマ。シリーズ史上初の、車にしか乗らない仮面ライダーだ。竹内が内田とタッグを組んで敵と戦うアクションシーンも多い。高校時代東京ヴェルディのユースに所属していた竹内は「ずっとサッカーをやっていたので動ける自信はあるんですが、アクション自体は経験が少ないので、現場で先生に教えてもらいながらやっています。楽しくて、練習しすぎて、ズボンのおしりのところを破いてしまったので、張り切りすぎないようにしたいです」と照れ笑い。膝上20センチのスカート姿で戦う女性警察官役の内田も「スカート短めなので、パンチラには細心の注意を払いたいと思います。クランクインの日からアクションがあったのですが、今まで運動をしたことがなかったので、1週間筋肉痛で寝込みました。ハードなアクションもあります。男性だけでなく女性も憧れるようにかっこよく演じたいです」と意気込んだ。

 この日は、同作に出演する上遠野太洸(21)松島庄汰(23)蕨野友也(27)片岡鶴太郎(59)や、主題歌「SURPRISE-DRIVE」を歌う松岡充(43)も出席した。