女優上戸彩(29)がメーンパーソナリティーを務めるニッポン放送「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」が24日正午、始まった。放送開始前に都内の同局で、上戸が意気込みを語った。

 上戸は06年以来8年ぶり2度目のメーンパーソナリティー。「前回は、24時間起きられるか不安だった。最近はおなかがよくすくので、今年は空腹に耐えられるか」と笑いも交え、語った。楽屋にはカップ麺や果物がたくさんあるという。対策は万全で「大丈夫だと思います」と長時間の収録にも自信を見せた。

 この8年間で「芸能界にも大切な友人がたくさんできた」。公私ともに仲良しのタレントが登場する。「気楽に楽しいトークができるんじゃないかな」と期待に胸を膨らませた。22日にも一緒にクリスマスパーティーをしたというベッキーとは「女子トークをしたい。恋愛の経験をうまくしゃべれたら」。リスナーに“上戸流恋愛テク”を指南するつもりだ。

 出演依頼をもらった時は、実は一度断ったという。8年前のエンディングでおえつするほど泣いた。「ラジオなのに声を届けられない悔いがあった。軽々しい気持ちでは受けられない。不安だった」と吐露した。

 それでもオファーを受けたのは「スタッフの方が私なりのラジオの形を考えてくれた」。ゲストの歌手とコラボして、朗読に挑戦する。「ちゃんと声で表現できる。女優としての表現の仕方があって自分が立つ意味を感じることができた」と明かした。

 同番組は「音の出る信号機」を設置する基金を募る目的で、今回で40回目を迎える。