<日刊スポーツ映画大賞:作品賞・永遠のゼロ(山崎貴監督)>◇28日◇ホテルニューオータニ

 「永遠のゼロ」で作品賞、「永遠のゼロ」「STAND

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 ドラえもん」で監督賞をダブル受賞した山崎貴監督(50)は「エンターテインメントを作っていきたい自分は賞とは無縁の人生を送っていくんだろなと思っていたので、ちゃんとエンターテインメントにスポットを当てていただき、この道を進んでいいんだという指標になる。この賞を目指しながら作っていける」と喜んだ。

 「永遠のゼロ」は、百田尚樹氏のベストセラー小説を映画化。岡田准一主演で、太平洋戦争末期のゼロ戦操縦士の心情を描いた。「日本独特の悲劇がかつてあったということと1度は向き合いたいと思っていた」としみじみと話した。

 監督賞については「僕はVFX(特殊視覚効果)という脇道から監督になったので心苦しいですが、エンターテインメントに光を当ててくれるこの賞は励みになります。若い人がやっていける産業としてしっかりしたものになるよう、興行を意識した監督として精進したい」と語った。受賞ステージでは、歌手泰基博が「STAND

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 ドラえもん」の主題歌を披露した。