福山雅治(39)がテレビ朝日のオフィシャルカメラマンとして北京五輪に参加することが10日、決まった。すでに水泳など、今回のメダル有望種目の選手を追いかけ、現場取材を重ねるなど、事前準備は着々と進んでいる。

 00年のシドニー五輪に初めて参加したときは柔道の田村(谷)亮子、井上康生ら注目選手を取材。女子マラソンではリポーターも担当した。04年のアテネ五輪では女子ソフトボール「宇津木ジャパン」に密着した。2大会とも福山が撮影した写真が五輪中継の中や、ダイジェスト番組の中で紹介された。

 同局では8月9日に水泳男子100メートル平泳ぎ予選、17日に陸上男子ハンマー投げ決勝などの放送を予定している。3大会連続参加となる北京五輪でも福山は注目競技を中心に、取材することになるという。

 また、同局の北京五輪放送テーマソングを担当することも決まった。昨年4月にリリースした、映画「東京タワーの主題歌「東京にもあったんだ\無敵のキミ」以来、1年2カ月ぶりの楽曲となる。関係者によると、あこがれの舞台で高ぶる気持ちをパフォーマンスに変えて頂上に向かっていく競技者の気持ちをアコースティックサウンドに乗せているという。

 00年にはシドニー五輪放送テーマ曲として「HEY!」と「家路」を制作した。04年には宇津木ジャパンへの応援歌として「わたしは風になる」を発表。所属事務所では、今回のタイトルは未定で今月末か来月早々にも披露するとしている。