84年に映画「パンツの穴」で女優菊池桃子(41)とともに、主演デビューした俳優山本陽一(40)が、一時危篤状態に陥っていたことが16日、明らかになった。10日ほど前に風邪の症状が出たため医者に行き、軽い肺炎と診断された。その後、病状が悪化したため再検査を受け、心筋炎と診断され、9日に神奈川県相模原市の北里病院のICU(集中治療室)に緊急入院した。一時は人工呼吸器を付けられるなど意識不明の危篤状態に陥った。その後、意識を回復したが、予断を許さない状態が続いている。所属事務所は「ウイルスが心臓に回ったようで、治療法は特になく、体力、気力にかけるだけです」と説明している。

 [2009年8月17日6時48分

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