女優沢尻エリカ(24)が27日、夫のハイパーメディアクリエーター高城剛氏(45)との離婚の意思を公式サイト「ERIKA

 TOKYO」で正式に表明した。高城氏は会うことを拒む妻に向けて「会うのが筋」と強調した。

 落ちくぼんだ目は充血し、ほおもこけていた。高城氏は、一部で離婚を認めたかのような情報まで流れる中「今、何が起こっているか分からない」と繰り返した。深くため息をつくと、せきを切ったように沢尻への思いを訴えた。

 高城氏

 夫婦なので、お互い顔を合わせて目と目を見て話し、彼女が本気で離婚を要望するなら真摯(しんし)に対応したい。受け入れられるか分からないけれど、離婚を肯定するかしないかは、その時に決めます。現段階(27日午後11時50分)で離婚届は届いていませんし、サインや押印もしてません。エリカのメッセージにあった離婚協議にも、まだ入っていません。

 仕事で沖縄にいた17日に、電話で「友達とご飯を食べに行こうね」と言われたのが、妻からの最後の言葉になったという。10日間で何が起こったのか…。同氏は沢尻が離婚を決意した要因とされる (1) 日本での芸能活動の停滞 (2) 金銭問題の2点をあらためて否定した。

 高城氏

 彼女のお金を借りたり、使ったことはありません。僕は国内の仕事だけで定期収入が1000万円あり、海外分も入れると収入は数千万円くらい。エリカの口座にも半年で数百万は振り込み、10日前もカードの支払いが足りないからと振り込んだ。エリカの仕事も僕が知る限り邦画のオファーが何本か来てましたし、音楽も作っていたはず。「3曲目まで、こうしたい」などと言っていたから。コスメ関係でCMの依頼もあったと聞きました。

 雲隠れした妻は、一方的に公式サイトで離婚意思を表明した。直接会うことも拒否しており、現段階で思いがかなう可能性は低い。

 高城氏

 不満のない夫婦はないし、僕が気づかなかったのが悪いのかもしれません。彼女にも思いがあるんだろうし。愛はもちろんある。2人とも子どもが好きだから普通にほしい。直接会って話すのが、人としても夫婦としても筋。ファクスやメディア経由じゃ…。3年半、彼女が大変な時も一緒にいましたから。

 切実な思いは、沢尻に届くのか。

 [2010年4月28日8時29分

 紙面から]ソーシャルブックマーク