ヒット曲「トイレの神様」で知られるシンガー・ソングライター植村花菜(30)が29日、結婚したことを発表した。ブログを更新して、この日に婚姻届を提出したことを公表した。相手男性はジャズドラマー清水勇博(たけひろ=29)で、現在は4人組ユニットIndigo

 Jam

 Unitを中心に活動している。昨年春、植村が1人旅で米国に行った時、最後に訪れたニューヨークで出会ったという。その後交際に発展したが、清水は当時ニューヨーク在住だった(現在は帰国)ため、遠距離恋愛が続いた。植村はブログに「なんてゆーか、特別な人やと、時間とか距離とか、全然関係なくなるもんなんやね」とつづっている。結婚後も音楽活動を続けていくという。

 清水は兵庫県生まれ。中学時代にドラムを始め、おもに関西を拠点に活動後、08年からニューヨークに渡っていた。植村は「喜怒哀楽の激しい私をいつも穏やかな大きな心で包み込んでくれる、とってもあったかくてすてきな人です。めっちゃカッコエエねんで-!」などと紹介している。

 ◆植村花菜(うえむら・かな)1983年(昭58)1月4日、兵庫・川西市生まれ。19歳から音楽活動を始め、05年にシングル「大切な人」でメジャーデビュー。10年シングル「トイレの神様」が大ヒット。同年に日本有線大賞「有線音楽優秀賞」と日本レコード大賞の「作詞賞」「優秀作品賞」を受賞、NHK紅白歌合戦に初出場した。3月13日にミニアルバム「Steps」を発売予定。161センチ。血液型A。