麻薬取締法違反の疑いで警視庁渋谷署に逮捕された俳優清水健太郎(60)が24日、処分保留のまま釈放された。5月22日に東京・渋谷の路上で任意同行を求められ、合成麻薬の陽性反応が出て、その後逮捕されたが「知人から合法ドラッグとして渡されたものを飲んだ。違法なものとは思わなかった」と容疑を否認していた。捜査の結果、違法薬物と認識しないまま合成麻薬を使用した可能性が高まり、処分保留となった。関係者によると「もう懲りた。合法と言われても手は出さない」と話しているという。検察側から「次は違法なものとは思わなかったという言い訳は通用しない」と厳しく言い渡されているという。

 10年に覚せい剤取締法違反(使用)で懲役1年10月の判決を言い渡された際、同居女性と結婚して更生に取り組むと誓い、情状酌量されたが、現在はその女性ではなく別の女性と交際中という。