女優観月ありさ(37)と建築関連会社社長青山光司氏(41)が、結婚準備に入っていることが15日までに分かった。タレント上原さくら(37)との離婚から約1年。青山氏は最近、ゴールイン後の新居用とみられる「10億円豪邸」を購入するなど、幸せな再婚に向け着々と歩み始めている。

 2人は以前から面識はあったが、昨秋ごろ真剣交際をスタート。食事デートなどを重ねるうちに、関係を深め結婚を考えるまでになったようだ。最近では都内のゲイバーなどを訪れる様子がしばしば目撃されており、その親密さが一部で知られていた。

 青山氏は、建築足場メーカー、KRH株式会社(本社・岐阜県)社長。信用調査会社のデータなどによると、同社を中心とするKRHグループは年商約150億円だ。

 近くに住む芸能関係者によると青山社長は最近、都内一等地に新居を購入。土地面積200坪程度(約660平方メートル)とみられ、高級住宅地である近隣の相場で単純計算すると、土地だけで約10億円の資産価値があると推定される。

 現在、同エリアにもともと建っていた家屋の解体・改築工事が進められており、終了後には豪邸が完成しそうだ。結婚後に幸せな生活を送るために構える家とみられ、2人の、結婚に向けた真剣な姿勢がうかがえる。この芸能関係者は「2人はまじめに付き合っており、とても仲が良いお似合いの美男美女カップル。早ければ年内結婚もあるのではないか」と話している。

 観月は、多くのドラマで主演を務めるなど、女優として充実した日々を送っている。一方、イケメン社長として知られ、メディアにも多く登場する青山氏は、上原さくらと11年4月に結婚。しかし上原の言動に「身の危険を感じた」という青山氏が家を出る形で別居し、離婚調停の末、昨年4月離婚が成立した。

 離婚直前の昨年2月には、青山氏が一部メディアに、上原から暴行を受けたことや、上原が周囲に「夫の殺害計画」を語っていたこと、上原から巨額慰謝料を請求されたことなどを告白。当時、上原が別の男性と不倫していたとの報道もあり、泥沼状態だった苦しい時期もあった。

 そうした経験をクリアした青山氏は現在、観月とはラブラブ状態で幸せな交際を続けているといい、順調にいけばゴールインも近いとみられる。

 ◆観月(みづき)ありさ

 1976年(昭51)12月5日、東京生まれ。4歳でモデルデビューし、ファッション誌「オリーブ」やCMで人気に。91年5月にシングル「伝説の少女」で歌手デビュー。同年11月の映画「超少女REIKO」で初主演。同年日本レコード大賞新人賞。連続ドラマは、92年にフジテレビ系「放課後」で初主演して以来、今年1月期のTBS系「夜のせんせい」まで23年連続主演。19年連続時点でギネス認定されている。04年日本アカデミー賞優秀主演女優賞。170センチ、血液型A。

 ◆青山光司(あおやま・こうじ)1972年(昭47)7月13日、岐阜県生まれ。建築用の「くさび式足場」メーカー、KRH株式会社社長。同社を中心とするKRHグループ代表。車雑誌「ベストカー」に連載を持つほどの車マニアとしても有名。