SKE48の松井珠理奈(14)と矢神久美(17)が、映画初出演をすることが25日、分かった。スピードワゴン井戸田潤主演、水野美紀ヒロイン役の10月公開の映画「WAYA!~宇宙一のおせっかい大作戦~」。SKE48の地元、名古屋の下町商店街が舞台のハートフルコメディー。松井珠は、実年齢より4歳上の18歳の女子高生役、矢神も東京に憧れる女子高生を演じる。

 チャンスは昨年巡ってきた。愛知出身の井戸田主演で、名古屋が舞台の映画を作ることになり、SKE48劇場でもメンバー57人を対象にしたオーディションが開催され、2人が選ばれた。11歳のデビュー時から女優が夢の松井珠は「緊張もしましたが、子役のみんなと楽しく過ごせました。でも、私と実年齢は2、3歳しか離れてなくて、私って老け顔?(笑い)」とコメント。矢神は「メンバーもいなくてさみしかったけど、共演の皆さんがとても優しくしてくださって、本当に家族みたいでした。苦しいことも、楽しいことも、たくさんあった分、思い出いっぱいの作品です」。

 古波津陽監督は「珠理奈さんは18歳の役なのに、この当時まだ13歳。その貫禄にショックを受けました。矢神さんは、持っている思いの強さと、若干の不器用さが効果を発揮していました」と振り返った。

 SKE48の看板娘らしく、2人は地元名古屋を盛り上げる作品で、映画初出演を果たす。