乃木坂46白石麻衣(24)のセカンド写真集「パスポート」(講談社、2月7日発売)が、重版が決まり、累計で13万部発行されることが30日、分かった。

 初版はグループ史上最多の10万部で、発売前に1万部の重版が決まり11万部となっていたが、さらに異例の2万部の重版が決まった形だ。発売前の累計発行部数は13万部に達し、自らが持つグループ最高記録を更新した。

 販売担当者は「異例の初版10万部のうえに、2度にわたる発売前重版という前代未聞の事態に、休日返上で対応に追われています」とうれしい悲鳴をあげている。

 乃木坂46では、これまで8人のメンバーがソロ写真集を発売しており、どれも高い売り上げを記録している。昨年9月発売の西野七瀬(22)の「風を着替えて」(集英社)は、8・7万部(オリコン調べ)を売り上げてオリコン年間本ランキング写真集部門1位になった。25日には斎藤飛鳥(18)のファースト写真集「潮騒」(幻冬舎)が発売。26日には累計発行部数が10万部に達している。

 出版関係者は「乃木坂46の勢いは、ブームを超えてもはや社会現象の域に達しています。『乃木坂現象』と言っても過言ではありません。白石麻衣をはじめ、複数のメンバーが昨年から今年にかけて写真集をリリースしていますが、軒並みヒットを記録しています」と解説する。既にグループ9人目となる秋元真夏(23)の写真集(タイトル未定、徳間書店)の発売も発表されている。関係者によると、さらに複数のメンバーのソロ写真集制作が検討されており、出版社が争奪戦を繰り広げているという。

 異例の重版を受けて、白石は「女性のファンの方からも、握手会で『楽しみにしてます!』と言ってもらえてうれしいです。写真集を見たメンバーの松村沙友理からも『見たいまいやん(白石)が全部入ってる!』と褒めてもらったので、発売まであと1週間、楽しみにしていてください!」とアピールしている。