今年に入りフェブラリーS7着、かしわ記念5着とマイル路線で戦う大井のミックファイア(牡4、渡辺和)は10日、南部杯(Jpn1、ダート1600メートル、14日=盛岡)に向け、大井競馬場の本馬場で最終追い切りを行った。

単走で5ハロンの手前からペースアップ。直線は馬場の真ん中を強めに追われ、力強く駆け抜けた。

騎乗した矢野騎手(レースは吉原騎手)は「フェブラリーSの時と比べたら全然いい。雰囲気の良さもある」と上昇度を実感。見届けた渡辺和師は「これでかなり変わると思う。今のところ爪の不安もなく、今回は休み明けではあるけれど、かしわ記念の時に比べれば順調。いい競馬をしてほしい」と期待を込めた。

盛岡は、好時計で制した昨年のダービーグランプリで経験。当時は予定よりも馬体重が減り、その後の回復に苦労しただけに、長距離輸送の克服が課題になりそうだが、師は「だいぶ大人になっていると思う」と精神的な成長にも期待する。【牛山基康】