ラジオNIKKEIの「中央競馬実況中継」に7日、「BSイレブン競馬中継 SUNDAY」のメインMCを務める東幹久(55)がゲスト出演し、小塚歩アナ(45)とともに今年のダービーを振り返り、春のG1や注目の2歳戦、夏競馬などを熱く語った。

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東は今年のダービーについて、「あのー、まあ、今年は本当にいろんな思いがあるなかで、僕も穴党で…、まあ、小塚さんも知っていると思いますが…」と切り出し、「そのなかで、この、1番人気のクロワデュノールというのをやっぱり、どこか心の中で勝ってほしいな、応援したいなというのがあって」と心境を告白した。

東の心を打ったのは、クロワデュノールを勝利に導いた北村友一騎手(38)の姿だった。「(馬券とは別に?)そうですね。それはやっぱり、北村さんのホープフルSを勝ったときの勝利ジョッキーインタビューの涙、あそこがとても印象的で。大けがから復活して、とにかく馬が好き、やっぱり『ジョッキーとしてまた復活したい』っていう…、あそこから僕はもう感情移入しちゃってたんで…。1年以上の、まあ、とんでもないケガでしたよね。ベッドで自力で起き上がるのに2カ月かかるとか。本当に日常生活もままならない、僕らの想像を超すような努力をして復活してきて。また、斉藤崇先生の…、クロノジェネシスの…、有馬記念勝って、ただ、ラストの3戦は乗れなくなったっていう…、でも、そこからまたサンデーレーシングさんの馬で、『競馬ってめぐりまわって来るんだな』と」と自身の感動を伝えた。

レースについては、「強い2歳チャンピオンになって、皐月賞は本当にタフなレースになったんですが、(ダービーは)どういうレースしてくるのかなって注目していたんですけど。ファウストラーゼンが出遅れて、今年のダービーはまったく動きがないレースになりましたね。そんななか、外めの枠からこの馬を信じて。先行できるところが強みで、北村さん、いきましたよね。そこから(逃げ馬の1000メートル通過が)60秒フラットで。他のジョッキーもこの世代で一番強いのがクロワデュノールと知っているので、動きませんでしたよね。坂下から早めに踏んでいって、クロワを信じて勝ち切ったっていうのがね…。(自分は)素人ですけど、パドックで皐月賞より大きく大きく見せて、『うわ、これすごいな』って。返し馬もゲート裏も落ち着いてて、なにかオーラが出ている感じがして…。ただ、競馬っていうのは何が起きるかわからないっていうのがあって、ただ、北村さん自身も冷静でしたね」と自身の分析を語った。