競馬界で通訳・レースホースコーディネーターとして活躍し、日本馬初のBC競走制覇、日本馬初のBCクラシック制覇など歴史的な瞬間に立ち会ってきた安藤裕氏(46)から今週も日刊スポーツにコラムが届きました。短期免許で来日しているディー騎手の近況、来週末に迫ったドバイ国際競走について語ります。
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こんにちは。
先週末は、ディー騎手が中京競馬場で初めて騎乗させていただきましたが、1勝を挙げることができました。
久しぶりの日本での食事では、元福岡ソフトバンクホークスの吉村裕基選手と一緒に楽しい時間を過ごしました。実は、私が以前横浜ベイスターズで通訳をしていた頃のチームメートでもあり、当時も外国人選手と吉村選手とでよく一緒に食事をしたことを思い出しながら、ディー騎手の母国ニュージーランドの羊の話などで盛り上がりました(笑い)。
楽しい時間を過ごした後は、金曜日に中京競馬場へ移動し、競馬場の形状や馬場の状態を入念に確認しました。新しい競馬場はいつも刺激的だそうで、寒い風の中でもとても楽しんでいました。また、中京競馬場でレース後にファンの方々と触れ合えたことも非常に喜んでいました。
そして昨日、ディー騎手はオーストラリアへ一時帰国しました。今週末はコーフィールド競馬場で開催されるG1レースに騎乗する予定です。次は28日、29日の中山競馬場で騎乗する予定なので、ぜひ応援をお願いします。
話は変わり、私は明日からドバイへ渡航する予定です。このような厳しい状況の中での渡航には不安もありますが、現地で頑張っている皆さんのことを思うと、私にできる精いっぱいのことをしたいと思っています。まずは無事にレースが行われることを祈りながら、人馬が無事に帰国するまでしっかりとサポートしたいと思います。来週のコラムはドバイからお伝えする予定です。
【レースホースコーディネーター】(ニッカンスポーツ・コム/極ウマコラム「安藤裕のハッピー(馬)ダイアリー」)
◆安藤裕(あんどう・ひろし)1979年(昭54)10月19日、東京都生まれ。98年に渡英し、ゴスデン厩舎で馬の基礎を学ぶ。その後は騎手として北米などで騎乗した。ケガで引退後はプロ野球の通訳を経て、11年に株式会社FELESを設立。調教情報の管理システムを取り扱うほか、外国人騎手の通訳や海外に遠征する日本馬のサポートなど幅広く活躍中。

