川崎のララメテオが制した6日の日刊スポーツ賞東京湾C。同馬の出走順は回避馬を除くとフルゲートの14頭ぎりぎりだった。予備登録からの回避は13頭。それが1頭でも少なかったら池谷騎手、酒井忍師の初重賞制覇もなかったわけだ。

一方、フルゲートに届きそうもなく、同日に行われた3歳特別のたんぽぽ特別に回ったのが浦和のブラックエックス(牡、鹿沼、父モーニン)。前週の時点で鹿沼師に聞くと「ライン上だというので、自己条件にします」と目標を切り替えていた。東京湾Cの1700メートルに対して1500メートル。どちらにしても初距離ではあったが、1400メートルまでの戦歴からすれば条件的にも落としたくはなかったはず。スタートを決めて逃げ切り、5戦3勝とした。師は「距離より休み明けが心配だった」。5カ月ぶりを克服してホッとしていた。

3戦連続で手綱を取った西騎手は「前回1200メートルを使っているのもあるし、楽にポジションを取れて、後ろから来た分だけ伸びそうな感じでしたね」と着差以上に余裕があったとのこと。まだ緩さやハミに頼るなどの課題はあるとのことだが、それだけに伸びしろも大きそうだ。【牛山基康】