評論家コラム

大山ら阪神右打者の右足引き打ち修正を/真弓明信

<広島7-2阪神>◇1日◇マツダスタジアム

阪神が広島に敗れ、同カード6連敗。直接対決で悔しい黒星を味わい、首位を走るカープとの差は5ゲームとなった。日刊スポーツ評論家の真弓明信氏は、鯉倒へのカギに打線の奮起を挙げた。

広島対阪神 ベンチで厳しい表情を見せる矢野監督(撮影・上田博志)
広島対阪神 ベンチで厳しい表情を見せる矢野監督(撮影・上田博志)

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またしても広島に勝てなかった。この6連敗で対戦成績は4勝7敗。サヨナラ負けから一夜明け、この日は中盤から終盤にかけて突き放された。

真弓 このまま広島に独走を許してしまうとペナントレースが面白みを失ってしまう。特に2位につけている阪神は、絶対に広島を走らせてはいけない。結局は点をとらないと勝てないことに突き当たる。

阪神の対戦カード別成績をみると、広島戦の平均3・2得点は最少。本塁打に関しては広島の11本に対し、阪神は4本(中谷、福留、マルテ、長坂)にとどまっているのも大きい。

真弓 ゲーム前の打撃練習をずっとみていたが、技術的なことをいうと、大山、中谷ら右打者が軸足を引きながら打っているのが目につく。本来は右足を軸に、右腰をボールにぶつけていくイメージで打ちにいくものだが、どうして右足を引いて打ちにいくから、速いボールに対応できないのではないか。もはやそういう打ち方しかできないのだろうが、今後大きく育てていくには修正の必要性を感じる。

5回は小窪、6回はバティスタに効果的な本塁打を浴びた。今シーズンの広島戦では、四球、失策などのミスにつけ込まれ、つながれ、たたみかけられるケースが目立つ。

真弓 5回の小窪の左越え本塁打は、その前の2回に見逃し三振にとった同じような内角寄りの真っすぐだった。つまり広島には“1球”で仕留められているといえる。ちょっとした逆球、少し甘く入ったりするとやられるケースをみてきた。交流戦を前に、ここは踏ん張りたい。【取材・構成=寺尾博和編集委員】

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