墨田工は逆転勝ちの8回コールドで、初戦を突破した。

 1点を追う3回1死一、三塁、野上晟史内野手(3年)の右前打で同点とし、さらに1死一、三塁から伊藤理央内野手(2年)の右犠飛で勝ち越しに成功した。

 7回からはエース青木竣平投手(3年)が登板。6者連続三振を奪うなど好投した。

 7回に4点を奪った打線は6-1で迎えた8回無死二、三塁、野上の中前打で2点を追加した。さらに3点を挙げて計5点でコールド勝ちを決めた。長谷啓史監督(27)は「流れをつかみきれていなかったが、エースが2回を3者凡退に抑えてくれて、理想の形になった」と話した。