中日大野雄大投手(26)がまさかの大乱調で6回KOを食らった。2ラン2本を浴びるなど7失点。被安打11とともに自己ワーストタイだった。谷繁兼任監督とのコンビでも修正できず、最下位脱出へ必勝を期したカード初戦に負けた。
「最初から最後まで修正できなかった。甘い球を投げている。やられるべくしてやられた。2本の本塁打は慎重にいく前にやられたような感じでした」
ブルペンから調子が最悪だったという。初回は先頭打者への死球に始まり、いきなり1失点。4回に大引、5回は山田に高さも球威も甘い球を左翼席に運ばれた。4月に1-0完封を飾って以来の神宮で、今度は悪夢を見た。自身2連敗でまた3年連続2桁勝利へ足踏みした。
前日、左腕は今カードでの最下位脱出を誓い、初戦を任される意味を自ら語っていた。そんな強い気持ちがあっても、どうしようもなかった。防御率は2・50まで悪化し、月間MVPの可能性も遠のいた。「大事な試合を任せてもらった投手の投球ではなかった」と責任を背負い込んだ。誰もが認める大黒柱。大野が立ち直らなければ、中日の反撃態勢も整わない。【柏原誠】



