インフルエンザで出遅れ2軍調整中の中日荒木雅博内野手(38)が17日、今年初めて実戦出場した。読谷球場で行われた練習試合、韓国SK戦に「2番・二塁」で先発。2打席に立ったが無安打に終わった。「数多く打席に立っていきたい」と、試合の中で感覚を取り戻し、巻き返しをはかる。

 途中交代をすると打撃練習場で約1時間、黙々とバットを振り続けた。「なんでああなったんだと。(練習の)重いバットから軽いバットになったので。多少は調整していかないと」。実戦モードへとシフトチェンジ中だ。守備では2回無死二塁で痛烈な二ゴロを1度ははじいたが、落ち着いて一塁でアウト。小笠原2軍監督は「みんなは早くと言うかもしれないが、こっちはじっくりと慎重に。万全で1軍に行ってほしい。もう少し時間はかかると思いますよ」と話した。

 明日19日の2軍練習試合DeNA戦(読谷)への出場を問われると、荒木は「出ますよ、出ます」と即答。「シートで2打席、今日で2打席でしょ。打撃練習の投手と試合は違う」。2000安打まであと110安打に迫ったプロ21年目が、感覚をとぎすませていく。【宮崎えり子】