今の中日打線には6点が重かった。3連敗で今季ワーストの借金3。急激に元気をなくした打線に、投手陣も応えられなくなる悪循環が見え始めた。

 4点を追う9回は1死満塁の大チャンス。だがロッテの抑え西野に直球を打たされた大島が遊ゴロ併殺…。スコアを動かせないまま終了を迎えた。

 交流戦最下位のチーム打率は2割4厘に下がり、あわや1割台の低調ぶり。もちろん12球団最低だ。この日の関谷など初対戦の投手が多いが、谷繁監督は「相手というより、交流戦に入ってから全体的によくない。状態を上げないと」と危機感を隠さなかった。

 慣れない移動で疲れはある。今週の月曜日(13日)が野手陣にとって5月26日以来の休みだった。交流戦では当日移動ゲームも2度こなした。最初の週は博多から名古屋。先週は大阪から西武に移動して、その日に延長12回完封負け。そこから5試合の平均安打は5・4本。明らかに振りが鈍くなっている。

 加藤チーフ打撃コーチは「疲労とか言っていたら通用しない」と厳しかったが、打開策を聞かれると「それは、打つしかないやろ」。個々に任されている状況だ。今日16日、ルーキー小笠原に連敗ストップを託すことに。先輩たちが意地を見せて初星を贈らなければならない。【柏原誠】