野球日本代表の侍ジャパンが1日、オーストラリア代表と対戦する「ENEOS 侍ジャパンシリーズ2018」(3月3日・ナゴヤドーム、同4日・京セラドーム大阪)に向けてナゴヤ球場で初練習を行った。

 稲葉篤紀監督(45)は「今日初めて顔あわせということで、けん制し合う部分はありましたけど、ジャパンのユニホームを着てやった選手がほとんど。外野手は元気よく外でやっていた。盛り上げてくれそう」と期待した。

 ブルペンではソフトバンク千賀と東浜が投球練習を行った。「2人ピッチングしましたけど非常にいいボールを投げていた。(投手陣は)短いイニングを投げる中でやっていく。ある程度イニングは決めてやっていく」と説明。

 4番については「今のところ筒香選手に任せようという思いはありますけど、せっかく2試合あるのでいろいろな打順を試せる期間ですから。1試合は筒香選手に任せようと思ってますけど、2戦目はどうしようかなと。今悩んでいる最中です」と話した。

 「2020年の東京オリンピックに向けてのスタート。オーストラリアというチームにしっかりと勝ちにいく。今後の可能性を試しながらやっていきたい」として、平昌五輪については「日本中が注目しているオリンピックでメダルを取れば国の皆さんが非常に喜んでもらえる姿を見た。ぜひ野球も2020年に金メダルを取れるようにしっかりと準備していきたい」と話した。