巨人は29日、今季から販売する飲食サービスが付いた東京ドーム外野席シーズンシート「バックスクリーンクラブ」の専用ラウンジの内部を公開した。

 ラウンジはバックスクリーン裏側に新設され、東京ドームホテルが提供するビュッフェやビールなどのアルコール、ソフトドリンク飲み放題も用意されている。ラウンジ前の外野指定席での応援と合わせて、試合の興奮を存分に味わえる。さらに試合終了後のグラウンド体験、来場記念品プレゼントなどの特典もついてくる。

 東京ドームでの公式戦全試合を観戦できる「年間63試合プラン」は1席107万1000円、「20試合プラン」は1席34万円。全93席で申し込みは2月7日から開始されている。

 石井一夫球団社長(60)は「家族、友人、職場の仲間などと場を変えて、楽しい時を過ごしてもらうことがコンセプト。野球だけでなく、多目的スタジアムを目指している。試合にとどまらず、ここを拠点に人々が交流を深めるボールパーク化が球界の常識となっている。両プランとも残りは若干数」と話した。