ソフトバンク柳田悠岐外野手(29)が29日、今季の本塁打1本につき30万円を福岡市内の「特定非営利活動法人 SOS子どもの村JAPAN」に寄付することを発表した。本塁打はポストシーズンの分も含み、シーズン後にまとめて寄付する。

 柳田は「経済的な理由が原因で、部活や習い事、芸術鑑賞や進学に対して消極的になってしまっている子も少なくないと聞き、この取り組みをやりたいと思うようになりました。ホームランを打つことと子どもたちへの支援を連動させることで、僕自身の大きなモチベーションにもなりますし、この取り組みが、子どもたちの未来を支える助けになるのであれば、本当にうれしいことです。まずは、子どもの村福岡に鉄棒がほしいと聞いています!早く鉄棒分のホームラン(2本)を打ちたいと思います」とコメントした。

 キャリアハイだった15年の本塁打数ならシーズン34+ポストシーズン1本で35本。計算すると寄付金は1000万円を超える。あしなが柳田がチームと子どもたちをバットで救う。