阪急OBでオリックスOB会長の山田久志氏(69=日刊スポーツ評論家)がセレモニアルピッチに登板した。この日は「KANSAI CLASSIC(関西クラシック)2018」と銘打たれたシリーズの最終戦。選手と同様に阪急のビジターユニホームを着用した山田氏は、同OBの福本豊氏(70)と並び大歓声に包まれて1球を投じた。

 通算284勝を挙げた史上最高のサブマリンは「阪急という名前を目にして、耳にしただけで気持ちがね…。思い出すことが年々多くなるよ」としみじみ。「今年のオリックスは去年までのチームとは全然違う。必ず浮上する。バランスがいい」と後輩たちの奮起に期待していた。