戦い終えた巨人阿部「家族に時間使おうと」一問一答

<SMBC日本シリーズ2019:巨人3-4ソフトバンク>◇第4戦◇23日◇東京ドーム

巨人阿部慎之助捕手(40)がユニホームを脱いだ。今季限りでの現役引退を表明して臨んだ日本シリーズで4連敗を喫し、戦いが終わった。1点差に迫った直後の6回2死一塁に代打で登場すると、別格の存在感を醸し出し、ソフトバンク嘉弥真から死球を受けた。8回1死の第2打席はソフトバンク5番手モイネロの前に129キロスライダーを詰まらせて二ゴロに倒れ、現役最後の打席となった。

試合後は囲み取材に応じた。

-日本シリーズで敗退。率直に今の思いは

みんなの前でもあいさつさせてもらったんですけど、短期決戦を勝つ難しさを最後の最後まで感じられたことが財産にして終われた。今後の野球人生にすごく役立つんじゃないかなと思っています

-ソフトバンクとは、どういった戦いだった

力の差もすごく感じた。その難しさも。これが野球なんだなと感じた。自分の中で精いっぱいのことはできたかな。悔いは残りますけど、来年以降になんとか日本一奪回してもらえるように応援したい

-両軍から胴上げをされた。引退の実感は

この重い体を10回も上げてもらってうれしいなと思いますし、たくさん切磋琢磨(せっさたくま)してきた選手たちも最後にいたので、すごく幸せものだなと。感謝しています

-今後は

まずどうしたら勝てるかをまず考えなくちゃいけない。選手1人1人が

-今回の日本シリーズは4連敗に終わった

すべてにおいて劣っていた。1人1人が自覚して反省して来年にどう生かすか、考える時間をしっかり作らなければいけない。来年は僕はやりませんけど、なんで勝てなかったのかなと、ちょっと考えてみようかなと思います

-プロ入りから現役生活19年間をまっとうした

こんな長くできると思っていなかった。いろんなことがあって忘れちゃっていることもたくさんある。こうやって最後に最高の仲間、指導者、裏方さんとできて、恵まれた19年間だったなと思います」

-現役最終打席は二ゴロだった

あれが最後の打席になると自分で思っていなかった。仲間が同点に追いついて延長でもう1回、回ってくると予想していた。あれが僕の今の力だと思いました

-試合後に原監督とはどんな話しをしたか

お疲れさんと。いろいろとありがとうございました、と

-巨人OBでソフトバンク王球団会長にもあいさつをした

これからが、もっと野球人生長くなると思うので、いい指導者になれるように頑張ってくれと王さんにも言っていただいて、工藤さんにもそう言っていただきました

-明日からはどう過ごすのか

家族サービスします。子どもたちにも、ろくにお父さんぽいことできていなかったので、できる限り家族に時間を使おうと思います。イチローさんみたいに明日からバッティング練習はしないよ。さすがにもういいかなと思う

その他の写真

  • 巨人対ソフトバンク 引退する巨人阿部(右)は笑顔で声援に応える(撮影・栗木一考)