阪神藤浪晋太郎投手(26)が、レギュラーシーズンではプロ1年目の13年4月7日広島戦(マツダスタジアム)以来、約7年ぶりに中継ぎ登板した。

先発ガンケルに代わり、5回から2番手で登板。ヤクルト村上に決勝弾を浴びるなど2回2安打1失点3奪三振だった。藤浪は「慣れない中継ぎ登板でしたけど、ボール自体は悪くなかったと思うだけに、村上選手へのあの浮いてしまった1球が悔やまれます。(中継ぎは)CSや昨年フェニックスリーグでも経験していて、全くの初めてというわけではないので、試合に入っていけたとは思います」とコメントした。

試合後、矢野監督は「しっかりしたボールは投げられていたと思う。(中継ぎで)普段と違う感じでは入っていくから、その難しさもあると思うけど、あまりそういうのも感じさせなくいった結果、晋太郎らしいボールは投げてた」と評価した。今後の起用法については「こんな状況やからどこでどう使うかとかは、ちょっともう計算できない。晋太郎の使い方もどうなるかっていうのはちょっと未定」と話すにとどめた。