楽天のドラフト5位平良竜哉内野手(24=NTT西日本)が、里帰りへ向けて着々と準備を整えている。

26日、新人合同自主トレの最終クールがスタート。キャンプ1軍スタートが決まり、「僕はアピールする立場。しっかり結果にこだわってやっていきたい」と表情を引き締めた。170センチと小柄ながら、パンチ力ある打撃が魅力の“琉球のアルテューベ”。力強いスイングを、首脳陣へ見せていく。

6日に入寮し、仙台での暮らしも3週間がたった。前日25日から雪が積もった。沖縄・うるま市出身で、あまり見慣れない光景。ドラフト3位渡辺翔太投手(22=九産大)とともに外へ飛び出した。「雪がやばかったのでいろんなところを探検しました。テンション上がります。寝転んだりもしました」と大興奮。最後は寮の前で雪だるまを作った。その様子を渡辺翔がインスタグラムで投稿。なぜか円すい型の雪だるまに、ファンをざわつかせた。

キャンプでは、徐々に慣れてきた東北生活から、生まれ育った沖縄へ帰郷。家族や仲間たちも応援に駆けつけてくれる。「お父さんとかもみんな、試合のときは休み全部取ったと言っていた。変わったというところを見せていきたい」と意気込んだ。仙台に戻ったときも1軍選手として-。地元で猛アピールをしていく。【湯本勝大】

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