DeNA東克樹投手(27)が、8回1/3を3失点の好投でリーグ独走の14勝目を挙げ、自身10連勝を達成した。

2ケタ連勝は93年野村弘樹を抜き、球団の左腕では史上初で、68年島田の10連勝、83年遠藤の12連勝に次いで史上3人目。「球団の記録として、名前が残るのはうれしいこと。もっと上を目指してできることをやりたいです」と力を込めた。自身初の毎回奪三振でチームの連敗を2で止め、4位巨人と2・5ゲーム差に広げた。

開幕前に目標に掲げた規定投球回にも到達。最多勝争いで2位に4勝差をつけ、タイトル獲得をほぼ確定させた。バッテリーを組む山本が3日前に25歳の誕生日で、宣言通りに白星をプレゼント。お立ち台では恒例の「祐大のおかげです」と感謝の言葉を発した。「最優秀バッテリー賞が取れたら、おそろいのネクタイで壇上に上がりたいので、それをプレゼントします」と笑顔で話した。

▽DeNA三浦監督(東について)「テンポ良く、ストライク先行で良かった。祐大(山本)もしっかり引っ張っていたと思います」

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