IBF世界スーパーバンタム級王者小国以載(29=角海老宝石)と同級3位岩佐亮佑(27=セレス)の日本人対決が舌戦で始まった。9月13日にエディオンアリーナ大阪で対戦することが13日に都内で発表された。小国が王座奪取も左手親指負傷で9カ月ぶりの試合で初防衛戦、指名挑戦の岩佐は悲願へ2年ぶりの世界再挑戦となる。

 2人は高校時代に1度対戦し、小国が完敗した。「ボコボコにされた一番やりたくない苦手。嫌いなピーマンみたいにおいしくない」。岩佐は「一生食いたくなくなる思い切り苦いピーマンを食わしてやる。(小国は)食べればおいしい冷やし中華」とやり返した。

 小国は「五分か4-6。王者としてドロドロのドロー狙う」。岩佐は「自信8割。1発ももらわず美しく勝つ。ズドンと1発」。小国の関西人トークに岩佐がストレートに返して開戦。岩佐の愛称がイーグルアイに、小国は「鳥だから、かかしの格好で来ようかと思った」と、今後は十八番の仮装パフォーマンスも出そうだ。【河合香】