人気レスラーの飯伏幸太(36)が、新日本プロレス残留を宣言した。

元盟友のケニー・オメガがこのほど新日本を離脱、米国の新団体AEW入りを表明したことで流れた「飯伏離脱」のうわさに終止符を打った。

飯伏はこの日の第4試合後、私服でリングに登場した。1・4東京ドーム大会で脳振とうを起こし、病院搬送となって以降初となる公の場。「今日はみんなに話したいことがあって、出てきました」と切り出すと、観客席は緊張の沈黙に包まれたが「僕は新日本プロレスに残ります。僕はどこにも行きません」と宣言するや、弾けるように大歓声と飯伏コールがわき起こった。

取材に対応した飯伏は「いろいろ考えたけど、僕の中で(残留の気持ちは)ブレなかった。2019年も20年も21年もそれ以降も、ここ(新日本)でやっていきたい。すごい影響力を持つ新日本で、プロレスを広めたい」。心配された体調も、約2週間前からリハビリを始めている。「このまま順調なら、確実に3月に復帰できます」。復帰の舞台は、3月8日開幕のニュージャパンカップになる。