RIZINの榊原信行CEO(57)は30日、都内で会見を開き、5月30日RIZIN29大会(大阪・丸善インテックアリーナ)で4選手によるキックボクシングの「ワンナイト トーナメント」(61キロ、3分×3回)を開催することを発表した。抽選の結果、対戦カードは皇治(31=TEAM ONE)-梅野源治(32=PHOENIX)、白鳥大珠(25=TEAM TEPPEN)-高橋亮(25=真門ジム)となった。

今回のキックトーナメントは、皇治が榊原CEOに以前から提案していたもので、他の3人はSNS等で参戦表明して選出された。皇治は「ずっと言い続けたトーナメントが、開催されてうれしい。俺が中心で、この人たちは俺の脇役なので、しっかりそれを証明したい」と豪語した。対戦相手の梅野に関しては「昔はすごかったかもしれないが、彼もピークではないと思うし、今はただのひょっとこムエタイ」と話した。また前日のユーチューブで挑発を受けた白鳥については「ぴーちくぱーちく格好悪い。当日は俺が実力で黙らせてやる」と相手にしなかった。

同大会ではMMAルールでのバンタム級トーナメントも行われるが、1日でのキックトーナメント開催について榊原CEOは「総合中心の舞台の中で、キックボクシングがどういう感動を与えられるか。ファンの心をつかむような試合をして、今後の注目度を高めていける機会になれば」と4選手に期待を込めた。

また会見ではキックボクシングルールで行われるその他の追加カードも発表された。追加カードは以下の通り。

植山征紀(25=龍生塾ファントム道場)-泉丈成(24=誠至会)、山畑雄摩(26=NJKF将塾)-高橋聖人(23=真門ジム)