ボクシングWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(28=大橋)が、ほぼ同時期に防衛戦に臨む対抗王者2人の試合をチェックすると明かした。

井上は14日に東京・両国国技館でIBF同級5位アラン・ディパエン(30=タイ)との防衛戦(WBA6度目、IBF4度目=日刊スポーツ新聞社後援)を控えるが、WBO世界同級王者ジョンリール・カシメロ(32=フィリピン)は11日(日本時間12日)、UAEドバイで同級1位ポール・バトラー(33=英国)との5度目の防衛戦を予定。WBC世界同級王者ノニト・ドネア(39)も11日(日本時間12日)、米カーソンで同暫定王者レイマート・ガバリョ(25=ともにフィリピン)との初防衛戦に臨む。

カシメロV5戦は日本時間の12日早朝となる。コンディション面を考慮し、井上は「生(中継)では見ないですね。結果記事だけ確認します」と苦笑。一方、12日正午あたりから生中継されるドネアV1戦については「生中継で見るかもしれない。2人の防衛戦は注目しているので」と意識していた。