今月31日開催の総合格闘技RIZIN37大会(さいたまスーパーアリーナ)でプロ2戦目に挑む、元サッカー日本代表FWカズの次男・三浦孝太(BRAVE=20)が22日、日本ツアー中のフランス1部パリ・サンジェルマンに刺激を受けたことを明かした。

同大会で自身と同じくサッカーをバックボーンに持つフェリペ“キングハンター”マソーニ(36=ブラジル)と66キロ契約体重3分3回で対戦する三浦はこの日、所属のBRAVEジムで練習を公開した。その際に、パリ・サンジェルマンのユニホームTシャツを着用。「刺激をめちゃくちゃ受けています」と白い歯をのぞかせた。

パリ・サンジェルマンは現在日本ツアー中で、父はツアーアンバサダーを務めている。20日にはJ1川崎フロンターレと対戦。世界的スーパースターの姿を間近で目にし、パワーをもらった。「ネイマール選手やメッシ選手、エムバペ選手の3人がそろっている。豪華なメンバーにも感動しましたし、ましてやそのメンバーが日本の国立競技場で試合をしてくれて、すべてが感動的だった」と、目を輝かせながら振り返った。

また、スポーツのプロとして勉強になる点があったという。「来日して父親と一緒に記者会見をやった姿を見て、トップのスーパースターの姿を間近で見られた。見せ方だったり、そういうところを含めて勉強になりました」と、今後のパフォーマンスに生かしていく考えだ。

幼少期にネイマールと対面やフットサルをした体験を懐かしんだ三浦。当日は、新たなバージョンの入場演出も考えている。新国立競技場では過去最多となる6万4922人のファンを魅了したスーパースターたちに学び、さいたまスーパーアリーナの大観衆をリング外でも盛り上げていくつもりだ。