大相撲の大関豪栄道(29=境川)が4日、順調な調整ぶりを見せた。

 疲労の蓄積から右肩鎖(けんさ)関節を剥離骨折し、春巡業の途中から相撲は控えていたが「一昨日から少しずつ。(感覚も)徐々にね。場所には問題ない」。この日は部屋の幕内力士や出稽古した富士東を相手に、23番取って22勝1敗と圧勝。夏場所(10日初日、東京・両国国技館)へ向け、力強い相撲で回復をアピールした。