高安がわずか2秒9で難敵を退け、貴景勝と1差の2敗を守った。

立ち合いで胸からぶつかると、左のど輪で嘉風の上体を起こしてタイミング良くはたき込み。取組前まで10勝10敗と互角だった、得意とはいえない相手に何もさせなかった。3秒2で快勝した前日8日目の正代戦に続く短時間決着も「前に出て勝ちたかった。明日頑張ります」と話しただけ。内容には納得していない様子だった。