SKE48松井珠理奈(20)HKT48/AKB48宮脇咲良(19)が16日、都内で「豆腐プロレス The REAL 2017 WIP CLIMAX in 後楽園ホール」(29日、東京・後楽園ホール)の取材会に出席し、決戦への意気込みを語った。

 7月まで放送されたテレビ朝日系ドラマ「豆腐プロレス」の世界観で、アイドルが実際にプロレスに挑戦する前代未聞の興行に挑む。松井はハリウッドJURINAのリングネームで、メインに登場。道頓堀白間(NMB48白間美瑠)と組み、宮脇ふんするチェリー宮脇、ロングスピーチ横山(AKB48横山由依)組と対戦する。

 格闘技の聖地のリングに立つことに、プロレスファンでもある松井は「私は間違いなく、後楽園ホールに一番行っているメンバー。夢の舞台で試合するというのは、信じられないし、夢のよう」と重みを感じていた。宮脇は「プロレスファンの皆さんに『なめてる』と思われないためにも、全力でやる。認めていただけるような試合をしたい」と意気込んだ。

 松井は新日本プロレスの夏の祭典「G1クライマックス」を、13日の優勝決定戦まで3日連続で観戦した。「刺激を受けすぎて…。自分の試合があると分かった状態で試合を見ると、気持ちも自分の中で違う。技を出すことも大事だけど、出した後のリアクションも含めてすべてが『技』なんです」と力説。その上で、「すべてに気持ちを込めてやらないと、感情移入してくれないんだろうな」と気を引き締めた。

 対する宮脇は、ユーチューブなどで三沢光晴の試合映像を研究して、イメージを固めている。出したい技を聞かれると、「必殺技があるんですけど…。咲良スペシャル、エメラルドフロウジョン(三沢の必殺技)ですね。まだかけてないので、かけられたら」と、松井に宣戦布告した。一方の松井は「トランキーロ(焦るなよ)。本番へのお楽しみ」と、G1王者内藤哲也の決めぜりふを引き合いに、口をつぐんだ。