NGT48が3日、東京・お台場と青海エリアで開催中のアイドルの祭典「TOKYO　IDOL　FESTIVAL（TIF）」に出演した。AKB48グループ以外の外部イベントでパフォーマンスするのは7カ月ぶりで、実質的な活動再開となった。今年1月、当時メンバーだった山口真帆（23）が昨年12月に暴行を受けたことを告発し、騒動になっていた。

全メンバー34人がステージに集合した。中には、歓声を浴びて涙を流すメンバーも。荻野由佳（20）が代表であいさつし「私たちから、34人全員でステージに立ちたいとスタッフの方にお願いし、このような場所を設けていただきました。心から感謝申し上げます」と感謝。「デビュー前から応援してくださっている新潟の皆さまに受け入れていただけるよう、ファンの方々に信じて待っていてよかったと思っていただけるよう、精いっぱいパフォーマンスがしたい」と、全員で頭を下げた。

代表曲「Maxとき315号」「青春時計」などをパフォーマンスし、会場周辺を含め、集まったファン約4000人から大歓声を浴びた。本間日陽（19）は「NGT48は、ここから34人全員でまた頑張っていきたいと思います。よろしくお願いいたします」と声を詰まらせながらあいさつし、再び全員で頭を下げた。今後は新潟での劇場公演など、本格的な活動を順次再開していくとみられる。【横山慧】