1番星のきらめきが、人々の目を奪う。AKB48の“スマイル天使”佐藤綺星(あいり=21)が、28日に発売されたファースト写真集「天使の反射角度」(集英社)に込めた思いや、さらなる飛躍への強い意思を語った。

1つの目標だった写真集の発売。撮影は昨年10月末に5日間、シンガポールとインドネシアで行った。思い出に食を挙げ「写真集ですよね? ってくらい食べている写真が沢山入っています。ケイハンがすごくおいしかったです」と笑った。

代名詞の笑顔はもちろん、クールな表情、初の水着カットも収め「自然体で挑みました」と振り返った。「そのままの自分を見てほしい」とポージングや表情はあえて意識せずも「自分の中でスイッチがあって、ちゃんと衣装に合った雰囲気に変わっていたのかな」と天性のアイドルらしさを発揮。1冊で「自然なギャップ」を表現した。

昨今、音楽番組に出演する度に「あのハーフツインの子は誰!?」と、パフォーマンスとトレードマークの髪形がSNSで“バズる”。「かわいい系として見つけていただいて、かっこいい系のダンスもできるんだねって気づいていただくことが多いです。写真集でも、ギャップを感じていただけるんじゃないかなと思います」とアピールした。 プロ野球・横浜DeNAベイスターズのチアガール「diana」(ディアーナ)とコラボを行った際に「割れている」と注目を集めた腹筋もポイント。圧倒的なアイドルオーラと、小学生時から約10年取り組んだキレのあるチアダンスが話題になり「(以降は)意識しちゃってます(笑い)。筋トレをやったり、歩いたり、維持しないと」。女性ファンから「あいちゃんの腹筋を見てダイエット頑張る」の声も受け「そういう風に見てくれる人もいたらいいな」と目を細めた。

新たな一面も見せつつ「最後はオサレカンパニーさんの衣装をまとって、やっぱりアイドルなんだって1冊で感じることができる」と自信。「普通の女の子としてもアイドルとしても、愛していただけるんじゃないかな」とキラキラした笑顔が光った。

22年に17期生として加入し、当初からシングルでセンターに立つ目標を口にしていた。24年に「恋 詰んじゃった」でセンターに抜てきされ、今ではグループの中心を担う。“新時代のエース”の呼び声も高く「自分の道、信念を持って頑張りたい」と口にした。「活動が終わった時に『あいちゃんしかいなかった』ってファンの方に言ってもらえたら成功」という信念を胸に、唯一無二の存在を目指す。「いつか答え合わせができたらなと思います」と笑顔で続けた。

センター、写真集と着実にアイドル人生を歩んできたが、次なる目標を聞くと「またセンターになりたい」と力強く誓った。

グループ20周年の昨年はOGと共演し数多くのステージに立ち「現役メンバーは遠慮がちなところもあったけど、(OGの方が)自分が一番でいいって言ってくださって。(カメラ割りで)頑張って映り込みにいったり、個性をアピールしたりしました」。それまで「振り付けを正確に踊るのも魅力の1つ」とも考えていた中で、殻を破る挑戦に着手。人々の心をつかみ、“バズり”を生んだ。「たくさん歌番組に出させていただいて、あの場に今度は私たちの力で立ちたい。すてきな舞台に出る時に、自分がセンターに立っていたいなと、すごく思っています」。言葉を紡ぐにつれて口調は熱を帯び、決意が漲った。

「一番身近で最強のライバル、OGの皆さんと比べて、もっともっと頑張れます」。有言実行のアイドルロードをこれからも。とびきりの笑顔を輝かせ、群雄割拠のアイドル戦国時代を切り開く。【寺本吏輝】