ブライダルファッションデザイナー桂由美さんは、22日夜に亡くなった小林麻央さんが、結婚披露宴のお色直しで着用したウエディングドレスを手掛けた。桂さんは23日、日刊スポーツにコメントを寄せた。

 「おおらかで愛に満ちあふれた麻央さん。海老蔵さんは本当にすばらしい奥様を見つけられたと思っていました。こんなに早くこの世を去られたことは大きな衝撃で、言葉もありません」。

 麻央さんが入院先から自宅に戻ったと知り、今月に入って「麻央さんが少しでも喜んでくれたら」と、長女麗禾ちゃんのために作っておいたドレスを海老蔵に渡した。

 麻央さんは今月8日、ブログで麗禾ちゃんのドレス写真をアップ。「私も披露宴で、憧れの桂先生のドレスを着させていただきました。母娘でなんて、夢のようです」と喜びをつづっていた。その翌日、麻央さんから桂さんに、電話がかかってきたという。

 「公式ブログに書かれた内容『7歳の七五三に家族写真を撮るのが楽しみです』と、同じ言葉でした。ああ、少しでも麻央さんを元気づけられたのなら、と思っていたのですが、今は言葉が見つかりません。どうぞ勸玄くんんと麗禾ちゃんを見守ってあげてください。私も及ばずながら2人を応援します」とコメントした。