来年デビュー30周年を迎える野中彩央里が18日、新曲「宗谷海峡」のキャンペーンのため、大阪市北区の日刊スポーツ新聞社を訪れた。

 1年ぶりの新作となった今作は、愛する人との別れを決意した女心をドラマチックかつ、切なく表現。なじみやすい曲調となっており、北海道の海のようなスケール感たっぷりの一曲。7月5日の発売以降、オリコン演歌・歌謡部門で第一週8位にランクインするなど「カラオケでも歌いやすいメロディーと言われます」と早くも人気曲となっている。また、カップリング曲の「愛してブギウギ」は陽気な日本調ソング。表題曲とは対照的な楽曲となっている。両対極の2作品が収録された今シングルは「新たな一面を見てもらえると思います」と野中も太鼓判を押している。

 昨年11月には、デビュー当時から念願だったという、「おひまなら来てね」など16曲を収録したカバーアルバム「彩央里の特撰!大人の歌謡曲」も発売。「みんながうれしそうに聞いてくれるんです」とこちらも好評の一作となっている。

 新曲キャンペーンとして、18日午後からは「おおとりウィングス」(JR阪和線鳳駅徒歩5分)にてミニライブも行い、関西のファンにお披露目する。