TBS系日曜劇場「陸王」(日曜午後9時)の15日初回の平均視聴率が14・7%(関東地区)だったことが16日、ビデオリサーチの調べでわかった。

 池井戸潤氏の同名小説が原作で、経営危機の老舗足袋業者「こはぜ屋」がランニングシューズの開発に取り組む感動の企業再生ストーリー。15年ぶりの連ドラ出演となった役所広司(61)が老舗社長を演じる。

 初回のあらすじは、埼玉県行田市にある足袋製造会社「こはぜ屋」。その四代目社長・宮沢紘一(役所広司)は、年々先細る足袋の需要から資金繰りに頭を悩ませていた。ある日、メインバンクである埼玉中央銀行の融資担当坂本(風間俊介)から、新規事業を提案をされる。そして宮沢は、あるきっかけでその新規事業についてひらめく。それは、これまで培った技術が活かせる“裸足感覚”を追求したランニングシューズの開発だった。