演歌歌手山川豊(60)田川寿美(43)水森かおり(45)氷川きよし(41)辰巳ゆうと(21)が17日、東京・NHKホールで、「長良グループ 新春豪華歌の祭典2019」東京公演に出席した。

これまで「長良グループ演歌祭り」として開催してきたが、今年は名称を変えての開催となった。新しい試みとしては、山川らが歌いながら客席を周り、ファンの写真撮影を可能にした。氷川は「どんどん声をかけてください!」と呼びかけ、ステージに残った辰巳以外の4人が全4曲を歌いながらファンサービスに徹した。水森は「みなさんの笑顔がすてきでした」、田川は「自分以外のファンのみなさんが応援してくれてうれしいです」と満面の笑みで話した。山川は「NHKホールは広い」とバテ気味だったが、氷川は「みなさんちゃんと撮れましたか。『大丈夫』でしたか」と3月12日発売の新曲を、ちゃっかりPRした。

第1部はそれぞれの持ち歌をシャッフルした「オリジナルヒットメドレー」や昭和の名曲をカバーした「カバーコーナー」、第2部では客席を回る「ラウンドコーナー」と新曲などを披露する「新曲・代表曲コーナー」で構成された。新曲コーナーで氷川は「大丈夫」「最上の船頭」を着流しで、辰巳は3月27日発売の新曲「おとこの純情」を歌った。

この日、サプライズゲストでグッチ裕三(66)が出演。デビュー40周年記念で発売した三宅裕司作詞曲「最後のプロポーズ」などを歌った。「サプライズゲストだったので、グッズ販売ができなかったのが残念。メンチカツを売りたかった」と悔しさをにじませていた。