女優の遠野なぎこ(39)が、電気グルーヴのメンバーで俳優のピエール瀧こと瀧正則容疑者(51)が麻薬取締法違反(使用)の疑いで逮捕されたことをめぐる“芸能界の薬物汚染”を否定した。

遠野は13日、「嫌な朝だね」のタイトルでブログを更新。深夜に駆けめぐった瀧容疑者逮捕の報道に「またしても、芸能界のニュース…」と言及し、「違うんですよ、皆さん。芸能界のあちらこちらが薬物で汚されているようなイメージや、『誰しもブラックな部分が…』と思われる方もいらっしゃるかもしれません。でも、本当に違うんですよ。私なんかが知る“芸能界”は、ほんの小さな部分でしかないのかもしれません。でもそんな“小さな世界”であれどうであれ…近年さまざまな事件が起きてしまい、結果的に芸能界全体に害が及んでいるような印象を与えてしまっているだけなんです」と芸能界にまつわる負のイメージについて説明した。

続けて「…“ゼロから物を生み出す作業”。そりゃあ、皆んな辛いです。…“何の保証もない世界で生き続けようとする事”。そりゃあ、皆んなめちゃくちゃ辛いです。それでも、多くの表現者が“許されない一線”を越えようなんて考えずに力強く生きています。そして、おのおのが抱えている“全ての重圧”から逃げたい思いを吹き飛ばしながら“健全”に“懸命”に生きているのです。皆んな皆んな…笑顔の下に、苦しみや不安を隠しながら生きているんですよ」と訴え、「だからこそ…本当に残念としか言いようがない思いと、本来我々表現者が持っている『強く真っすぐな制作に対する意欲』を、信じて頂きたい気持ちでいっぱいでいます」とつづった。