俳優城田優(33)が21日、東京・中野サンプラザでコンサートを開催した。

約2200人の満員となった会場のファンを前に、昨年発売したミュージカルアルバム「a singer」に収録されているスペイン語での歌唱曲「イザベル」など19曲を披露。ミュージカル俳優ならではの圧巻のパフォーマンスで魅了した。

城田は「高校の入学式、卒業式も中野サンプラザホールで行いました。そこでコンサートができるなんてなんか不思議な感じです」とあいさつ。「今回、沢山の方からチケットが取れなかったというお声があったので是非、次は全国ツアーもやりたいです」と話した。

また、スペシャルゲストとして親交のある大原櫻子(23)とジェジュン(33)が登場。大原はミュージカル作品・ロミオとジュリエットの「エメ」、アラジンの「A Whole New World」を。ジェジュンとは、徳永英明の「Rainy Blue」、ミュージカル作品・エリザベートの「闇が広がる」をデュエットした。

また、アンコールでは6月に上演されるブロードウェイミュージカル「PIPPIN」日本語版の曲である「Corner of the Sky」を歌唱。「PIPPIN」について城田は、「演出、振付、衣装、セット、すべてがブロードウェイのまま、キャストと言語だけが日本バージョンで上演するので、日本にいながら世界レベルのショーがお送りできるよう、頑張りたいと思っています」と意気込んでおり、一足早い披露となった。