乃木坂46が26日、横浜アリーナで、23枚目シングル「Sing Out!」(5月29日発売)リリース記念ライブを開催した。6月中めどの卒業を発表している斉藤優里(25)にとってはラストステージとなった。

アンコールで、「本番前にみんなとお話ししていた時は悲しい気持ちでいっぱいだったんですけど、いざライブをやると、皆さんの熱気とかで、すごい楽しくなっちゃって」と笑った。「舞い上がってしまうことが多々あったんですけど、ちゃんと今日は気持ちを伝えたいなと思ったので、お手紙を書いてきました。読ませていただきたいと思います」と伝え、手紙を読み上げた。

以下、全文

 

乃木坂46に加入してから約8年がたちます。

悲しいこと、つらいことももちろんあったけど、楽しいこと、達成感を、より濃く、何倍も感じられた8年でした。アンダーと選抜を行ったり来たりしていたので、ファンの人たちは私以上に気持ちの変化が多くて大変だったと思います。

いつも近くにファンの人を感じられたので、ここまでやって来られました。アイドルをしている時がすごく幸せだったので、どこの場所でもいただいたポジションは大切に思いますし、誇りに思います。

私の夢でもあった写真集も、かないました! (拍手を浴びる)。

私以上に、メンバー、マネジャーさん、いつもそばにいてくれたファンの皆さんが、一緒に喜んでくれました。

周りの人が喜んでくれることがうれしくて、選抜に選ばれる経験が決して多くはなかったけど、夢は口に出していれば、かなうということが、肯定された気がしました。人の気持ちに寄り添ってくれる仲間たちと一緒に歩めた時間は、かけがえのないものです。

メンバーや、かわいい後輩、ファンの皆さんに恵まれ、大好きなアイドルになれたことが幸せです。

みんなとお別れするのはとっても寂しいのですが、声援を送ってくれたことや、皆さんのかわいい顔を思い出に、これからも頑張っていこうと思います。

みんなの目に映る、最後の瞬間まで、キラキラしたアイドルでありますように。そして、私の大好きな乃木坂46もずっとずっと永遠に、応援よろしくお願いいたします。また笑って会いましょう! ばいばーい!