日向坂46のセンター、小坂菜緒(17)が23日、都内の映画館で、主演映画「恐怖人形」(11月公開、宮岡太郎監督)の特別予告編を上演後、サプライズで舞台あいさつを行った。

全く別の映画「フリーソロ」上演前の劇場に、「恐怖人形」の特報予告編が上演された。小坂が登場して「日向坂46の小坂菜緒です」とあいさつすると、大きな拍手を浴びた。

同作は、過去の怨念に引き寄せられた日本人形が巨大化し、次々と残虐な殺人を繰り返していくというオカルト・サイコサスペンスのオリジナル作品。小坂が演じる女子大生は、萩原利久(はぎわら・りく=20)演じる幼なじみとともに怪しいパーティーに参加し、事件に巻き込まれていく。

登場する日本人形の印象について、小坂は「人形がどんどん大きくなっていくっていう物語で、最初は怖かったんですけど、次第にかわいくなってきて。最後は、別れるのが寂しいくらい、いとおしくなってきて。一緒に写真撮影もして、宝物になりました」と笑った。

映画初出演で初主演。「撮影初日は緊張しちゃって、しゃべれないくらいだったんですけど、現場の雰囲気が安心させてくれて、最後は笑って終われるくらいでした」と振り返った。演じる役どころについて「実際より年上の大学生の役なんですけど、ピュアでかわいらしい女の子だな、と感じました」と話し、「目立つようなタイプじゃない子なんですけど、物語が進むにつれてどう変わっていくのかを楽しみにしてほしいです」とアピールした。