極楽とんぼ加藤浩次(50)が24日、MCを務める日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜午前8時)で、東京国税局から7年計約1億2000万円の申告漏れを指摘されたお笑いコンビ「チュートリアル」の徳井義実(44)について語った。

加藤は「何をしてんだと思う。ルーズで済む話でない。ルーズじゃダメなことだから。税金を払わないことは。ちゃんと考えてもらいたい」と反省を促した。

近藤春菜も「第一報を聞いて、昔からお世話になっている先輩ですけど、徳井の会見にうそはないと思う。どうしようもなくルーズでやってしまったと。徳井がこれだけ仕事をされて露出されている方で、皆さんがどれだけ仕事しているか分かる中で、申告をしていない大胆なことを普通だったらしないと思う。ルーズでいつでも払えるだろうという感覚でここまできたと。今回のことで反省していただきたい」と語った。

吉本の人気芸人は、節税などのために個人の会社を設立することが多い。明石家さんまの「オフィス事務所」、極楽とんぼ加藤浩次の「有限会社加藤タクシー」、ココリコ田中直樹の「靴のタナカ」などが知られる。その会社を通じギャラを受け取り、個人の所得税より安い法人税を払って、法にのっとって節税する。加藤の「有限会社加藤タクシー」も10月からは吉本とのエージェント契約に切り替えてスケジュール管理を行うなど、節税以外の業務をこなすことも可能となっている。