KAT-TUN亀梨和也(33)が、映画「事故物件 恐い間取り(仮題)」(8月28日公開、中田秀夫監督)に主演することが20日、分かった。事故物件に住む売れない芸人を演じ、ホラー作品に初挑戦する。

原作は「事故物件住みます芸人」として知られるお笑いタレント松原タニシ(37)が著したノンフィクション「事故物件怪談 恐い間取り」。亀梨は、テレビに出るために事故物件を転々とする売れない芸人を演じ、さまざまな怪奇現象に遭遇していく。実話をもとにしたホラーエンターテインメントだ。

「リング」などで知られるホラー界の巨匠、中田監督も「ホラー映画をこれだけ撮ってきた私も今回ばかりは、さすがにリアルに怖い。極上の『地獄巡り』を楽しんでいただきたい」とアピールした。

今月下旬に始まる撮影を前に、亀梨は「不思議な出来事」に遭遇したという。昨年末の中田監督との顔合わせ前に移動車のエンジンが故障し、さらに今月台本をもらった際にも再びエンジンが止まったという。「初めての姿をお見せできると思いますし、ホラーファンの方々にとって自分は初めましての存在だと思うので、いろんな方に楽しんでいただける作品にしたい」と話した。