NHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜、午前8時)の23日に放送された第73回の平均視聴率が18・8%(関東地区)だったことが24日、ビデオリサーチの調べで分かった。 

同作から土曜の内容は1週間を振り返る形となっている。最高視聴率は第37回の22・1%。

主演は窪田正孝、ヒロインに二階堂ふみ。物語は高校野球の「栄冠は君に輝く」や、阪神タイガース応援歌「六甲おろし」などで知られる数々の名曲を手掛けた作曲家古関裕而氏とその妻をモデルにした、音楽とともに生きた夫婦の物語。

主題歌「星影のエール」をGReeeeNが歌う。朝ドラ初の4K撮影で窪田&二階堂のタイトルバック映像にも、その美しい風景が使われている。

「エール」は4月1日から撮影がストップ。6月27日の振り返り回を最後に一時放送中断となり、同29日以降は第1回から再放送。現在放送中の再放送は9月11日で終了し、同14日から放送を再開すると発表していた。

あらすじは、鉄男(中村蒼)は、裕一(窪田正孝)が吟の夫智彦(奥野瑛太)から依頼された映画「暁に祈る」の主題歌の歌詞を幾度と書き直しても陸軍からOKが出なかった。音(二階堂ふみ)の音楽教室では、歌が下手で教室を辞めようとしていた弘哉(外川燎)だったが、裕一からハーモニカを教わり、また華(田中乃愛)もなつき、家族ぐるみでつきあいするようになった。6度目の書き直しを軍に見せた鉄男だったが、やはりOKは出ず、降板することを伝えた。裕一も鉄男が降板するなら、自分も降りると告げた。軍に裕一を推薦し立場がなくなった智彦だったが、裕一に会いもう1度だけ鉄男が作詞する機会を与えた。